JACリクルートメントの評判が最悪・転職が会社にバレる・激務な職場しか紹介されないは嘘って知ってる？

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JAC Recruitment（JACリクルートメント）は、ハイクラス転職に特化した転職エージェントですが、ネットの口コミでは、激務の仕事しか紹介されない、年収600万円未満は門前払いされる、最悪など、悪い口コミ・評判も目にします。

今回は、JACリクルートメントを利用するメリットやデメリット、JACリクルートメントを利用するのに向いている人の特徴や、転職を成功させるポイントや注意点をご紹介します。また、登録から内定までの流れやよくある質問など、JACリクルートメントの実像に迫ります。

JACリクルートメントの基本情報

JACリクルートメントは、管理職クラスや外資系企業、海外進出企業など年収600万円以上のハイクラスの転職支援を中心とした人材紹介会社です。

1975年にイギリスで創業、日本法人は1988年に設立。

求職者の経歴に合わせ、 転職活動のはじまりから入社後までのトータルサポートを行っており、日本法人設立からの転職支援実績は、約43万人にものぼります。

JACリクルートメントは「最悪」「激務な求人ばかり」って悪い評判・デメリットは本当？

ネットの口コミを見ていると、JACリクルートメントの悪い口コミ・評判やデメリットなども目にします。

ここでは、「最悪」「激務な求人ばかり」といったJACリクルートメントの悪い噂の真相について解説します。

経験やスキルによってはハイクラス求人は紹介されない

ハイキャリア案件が多いと聞いていたので、転職の為にJACリクルートメントを利用しました。コンサルタントの方はキャリア相談にも親身に乗ってもらえましたが、条件が厳しく応募すらできない案件ばかりだったので、非常にハードルの高さを感じました。（30代・女性）

求職者の経験やスキルによってハイクラス求人が紹介されなかった、という声については、「ハイクラスな求人はあっても、自分のスキルでは手が届かなかった」「希望条件にあわない求人しか紹介されない。経験不足と思われた？」など、企業側が求職者に求めるレベルの高さを嘆くものが多くみられました。

JACリクルートメントはハイクラス求人に特化していますが、それだけ求められる経験やスキルの条件も高いということになります。

そのため、希望したとしても、キャリアに合致するハイクラス求人がない場合は、紹介が難しい場合もあるでしょう。

他の大手転職サイトに比べると求人数が少ない

他社と比べて求人の質はいいですが、量が少ないように感じました。他社が5社ぐらい提案をされるのに対して　2社ぐらいしか提案されず持っている求人数が少ないのかなと感じました。（30代・男性）

JACリクルートメントの利用経験者の中には、他の大手転職エージェントに比べ、求人の数が少ないことに不満を抱く人もいるようです。

「某大手の転職サイトと比べ求人が少なく、選択肢がないと感じる」「担当者からの求人の紹介がほとんどなかったので、大手と平行して利用した」という悪い口コミ・評判も見られます。

大手に比べて求人の数が少ないと感じるのは、JACリクルートメントがハイクラスの転職に特化している分、避けられないかもしれません。

ただし、JACリクルートメントの場合、登録をしてもインターネットで閲覧できる求人は限られ、非公開の求人が全体の実に75％と圧倒的に多いことも原因となっています。

JACリクルートメントでは、担当者が、求職者のスキルや経験をはじめ、企業とビジョンを共有していけるかどうかまで見極めた上でのみ紹介するという方針をとっているのです。

担当者によってサポートの質が異なる

企業規模が大きので案件は多いが人材にはムラがある。いい担当者に当たった場合はきめ細かいサポートを得られるが、担当者によっては満足できない場合もある。担当者を選べないので当たり外れがある。
もっときめ細かな丁寧なサポートをしてほしかった。（60代・女性）

最悪と言われる理由として、ネットの口コミにあるJACリクルートメントのデメリットとして担当者によってサポートの質が異なるという点もあげられています。

「こちらから強く働きかけないと動いてくれない」「ターゲット層ではないと判断されたのか、担当者から連絡があまり来ない」という声も。

転職エージェントを利用する上で大切なことのひとつは、担当者に自分から積極的に働きかけ、信頼関係を築くことです。

JACリクルートメントには約7万人の求職者が登録しており、所属するコンサルタントは非公開の求人から求職者に合っているものをマッチングします。

自分の希望の求人にたどり着くためには、まず担当者に求職者自身について理解してもらう必要があり、そのためには、受け身ではなく積極的に担当者に働きかけることも重要なのです。

求人の種類に偏りがあり希望の求人が見つからない場合がある

とくにはなかったとおもいますが、案件が多いせいか、的外れの案件を紹介されたこともありました。（40代・女性）

また、大手に比べて一般公開されている求人が少ないことで、「求人の質はいいかもしれないが、探している職種がなかった」「金融業界で探していたが見つからず、他の業界も視野に入れて探した」「希望の求人が見つからなかった」という口コミ・デメリットもあるようです。

求人の種類や数は、登録するタイミングや業界の動きなど、様々な情勢に影響を受けます。

希望に沿う求人がすぐ見つかるとは限りません。

焦らず担当者とキャリアカウンセリングを重ね、時には他のエージェントとも併用しながらじっくり待つことも必要です。

JACリクルートメントの良い口コミ・評判とメリット

最悪という口コミ・評判も多いJACリクルートメントですが、ここからは良い口コミ・評判とメリットをご紹介しましょう。

実際に転職活動で使った人の口コミ・評判を紹介します。

ハイクラス求人の紹介が多い

私がJACリクルートメントを利用しようと思ったキッカケは、他の転職エージェントに比べても求人の質が高いという評判があったからです。実際、幹部候補の求人が多数有り、自分的にはまあまあ選びやすくはありました。（20代・男性）

JACリクルートメントの評判で注目すべきメリットは、ハイクラスに特化したJACリクルートメントならではのハイクラス求人の多さです。

ネットでの評判としては、「転職エージェントで、求人の質が一番よかったのはJACリクルートメント」「外資系や日系グローバル企業など、大手のハイクラス求人の紹介が豊富だった」といった口コミ・メリットが多く見受けられます。

ハイクラス・ミドルクラス転職に特化しているだけあって、他の転職エージェントでは扱いのない独占求人も多いのも大きなメリットです。

外資系の求人もある

実績やスキルにも自信があり、海外進出をしたいと考えていたので、外資系にも強いJACリクルートメントを利用しました。アドバイザーの方は外資系に関しても知識が高く、情報量も豊富だったので心強かったですし、こちらとしても不安があった中で背中を押してもらえ、無事に転職ができたので助かりました。（30代・男性）

JACリクルートメントは、もともとイギリスで設立された日系転職エージェントという国際的な風土を持つ企業であり、世界10カ国にグループ会社をもつこともあって、外資系企業の転職支援に強みを持っています。

JACリクルートメントを利用して外資系企業への転職を果たした人たちの口コミ・評判として、「外資系企業の求人が多く、無事転職が成功し海外勤務が叶った」「海外企業のハイポジションの求人が豊富。外資系に転職したい人は利用すべき」

など、他の転職エージェントと違い海外とのネットワークの強いJACリクルートメントならではの求人にめぐりあえたという声が多く聞かれます。これも、JACリクルートメントを利用するメリットといえるでしょう。

面談の方法を選択できる

10年勤務した会社からの転職先を探すために登録しました。 まずオンラインでの面談があり、希望の条件や仕事内容を聞かれました。 その後いくつか案件を紹介していただきました。（30代・男性）

JACリクルートメントでは、面談方法を「電話・Web・対面」の3つから選択できます。

担当者による面談は、職務経歴書や履歴書だけでは伝わらない、求職者の人となりやキャリアプランを伝えることができる非常に重要なプロセスです。

そのため、JACリクルートメントでは対面での面談を重視しています。面談では、築いてきた実績や希望条件をしっかりと伝えましょう。

また、JACリクルートメントではキャリアカウンセリングも行っており、キャリアの棚卸しやキャリアプランについての相談もできます。

企業側と求職者側の担当者が同じ

ハイクラス求人が目的でJACリクルートメントを利用しました。ハイクラス求人の多さはもちろんでしたが、それぞれの求人企業によって専門の担当の方が違っていたので、より一層深い情報やサポートがあり助かりました。（20代・男性）

JACリクルートメントでは、約1,200名もの転職コンサルタントが企業を直接訪問し、採用担当者と綿密なヒアリングを行っています。

そして、企業担当者がそのまま求職者を担当し、企業との面談で得た生の情報を提供しています。

その内容は、求められるスキルや経験から、選考プロセス、面接内容だけでなく、業界全体の動向からその企業が求人に至った背景までを深く掘り下げられたものとなっています。

企業側がどのような人物を求めているか伝わりやすく、求職者とのマッチングにブレが生じにくいことが、JACリクルートメントでの転職成功率をあげている要因やメリットだといえるでしょう。

JACリクルートメントがおすすめな人・向いている人の特徴

JACリクルートメントのメリットとデメリットを踏まえた上で、JACリクルートメントを利用して転職活動を行うのに向いている人の特徴をあげてみましょう。

十分なキャリアを持ち、ハイクラス企業へのステップアップを考えている人

JACリクルートメントは、年収600万円以上のハイクラス転職に特化した転職エージェントというだけあって、求職者にも相応の条件を求められています。

すでに現在十分にキャリアを積み、さらなるハイクラス企業へのステップアップを目指している人にはJACリクルートメントで理想のポジションを探すことができるでしょう。

外資系企業への転職を志している人

また、JACリクルートメントは、そのため、外資系の求人に強く、他のエージェントにない独占求人もあり、外資系企業への転職を志している人に向いています。

イギリスで設立され、海外10カ国にまたがるグループ会社のネットワークと、数十年の時間をかけて築き上げてきた海外企業との信頼関係をバックグラウンドに、外資系企業の転職市場の動向から日本と異なる採用プロセスなどの情報の提供ときめ細かなアドバイスを行い、外資系での転職を支援しています。

英語や他の言語が堪能な人

JACリクルートメントに向いている人の特徴として、英語をはじめとして語学が堪能であることもあげられます。

外資系や日本の海外進出企業だけでなく、海外との取引先のある日本企業まで、現代では様々な職種や業界で英語力が必要とされています。

海外での勤務や留学経験、海外でのMBA取得など、語学が堪能な人であれば、JACリクルートメントの海外ネットワークの強みを十分に活かすことができます。

JACリクルートメントで転職を成功させるポイント

ハイクラス転職に特化したJACリクルートメントを利用するには、いくつかのポイントがあります。

押さえるべきポイントをよく知り、JACリクルートメントの強みを活かして転職を成功させましょう。

担当者との面談前に、経歴・実績・スキルの棚卸しをしておく

JACリクルートメントではキャリアカウンセリングサービスがあり、キャリアの棚卸しやキャリアプランの相談もできます。

ただ、登録をしてからJACリクルートメントの担当者からの連絡が来るまで約1週間あるので、面談の前にあらかじめ自分自身で今までのキャリアについての情報を整理しておくことが大切です。

担当者との面談から、転職活動はすでに始まっていると考えましょう。

積んできた経験や実績、スキルの棚卸しをして自分のキャリアとしっかり向き合っておくことで、ビジョンが明確になるばかりでなく、面談の際に必要な情報を確実に伝えることができ、転職成功の可能性が高まります。

担当者とのコミュニケーションを図り、信頼関係を築くことを意識する

JACリクルートメントのデメリットの一つは、担当者によってサポートの質が異なる点。担当者のスキルや相性にばらつきがあり、信頼関係の構築が重要です。

JACリクルートメントは、担当者と求職者を信頼できるビジネスパートナーとして結びつけることを目指しています。担当者は職歴だけでなく、企業の社風や将来の志向も考慮して非公開求人の紹介するのが特徴です。

人間性を理解してもらうためには、受け身ではなく自ら積極的に信頼関係を築く努力が必要です。

条件に合う求人があれば、すぐに転職したい意志を伝えておく

JACリクルートメントをはじめ、転職エージェントに登録する人は、転職に対し強い意志を持っている人だけではありません。

自分がどれくらい評価されるかを知るためや、求人市場の動向を見るために登録をしている人もいます。

企業から求人を預かる転職エージェントの側としては、本気で転職先を探している人に対してより積極的にサポートを行うのは当然といえるでしょう。

転職を強い意志で希望することが担当者に伝われば、おのずと担当者から紹介できる求人も多くなります。

熱意は、連絡へのレスポンスや面談に臨む姿勢にも表れますが、条件に合う求人があればすぐに転職したいという意志があることをはっきりと伝えておきましょう。

JACリクルートメントを利用する際の注意点

どの転職エージェントにも、デメリットとなる弱点は存在します。強みは十分に活かし、注意点を押さえることでよりよい転職へと結びつく可能性が高まります。

担当者とビジネスパートナーとしての信頼関係を築く

担当の転職コンサルタントとは、良きビジネスパートナーといえるような信頼関係を築くことを心がけましょう。

JACリクルートメントの場合、企業を担当する転職コンサルタントがそのままその企業を希望する求職者を受け持ちます。

担当者が企業側と深くつながっているため、担当者を介して伝えられる情報は密度が高く、そのうえ、JACリクルートメントの求人は、75％が非公開のものとなっています。

担当者が求職者について、経歴やスキルだけではなく、社風に合うかどうかや企業が志向するビジョンを共有できるかどうかまでを判断して紹介する形となっています。

そのため、担当者にしっかりと求職者について理解してもらう必要があるのです。

現在の職場で、転職活動中とバレないよう注意する

退職する前に転職活動を始める場合、現在の職場にバレないようにすることも大切です。

JACリクルートメントでは、個人情報の保護を徹底しているため、JACリクルートメントから転職活動をしていることが漏れる心配はありません。

転職活動中とバレてしまう原因は、求職者の行動からであることがほとんど。

仕事を続けながら転職エージェントと連絡を取り、希望の企業と面談をするというのはかなり忙しいため、ついうっかりメールの内容を見られたり、JACリクルートメント担当者との電話を聞かれたりといったミスにつながりがちです。

その結果、職場での信頼関係が壊れ、ぎくしゃくしてしまうことも多々ありますので、退職が決まるまでは、転職活動をしていることがバレないよう注意を払いましょう。

JACリクルートメントの口コミ・評判に関するよくある質問

最後に、JACリクルートメントに関してよく頂く質問をまとめました。

JACリクルートメントのターゲット層は？

JACリクルートメントは、管理職・エグゼクティブ・専門職の転職に特化しており、おもに年収600万円以上の人をターゲットとしています。

JACリクルートメントでの転職に向いている人としては、

• 十分なキャリアを持ち、ハイクラス企業へのステップアップを考えている
• 外資系企業への転職を志している
• 英語や他の言語が堪能

といった人たちがあげられます。

JACリクルートメントは何で1位をとったのですか？

JACリクルートメントは、2024年1月発表の2024年オリコン顧客満足度調査のハイクラス・ミドルクラス転職部門において、総合第 1 位を獲得しました。

また、受賞は2019年から2024年の6年間連続となっており、評価項目別の順位についても、評価対象となった4項目（利用のしやすさ・ 担当者の対応・紹介求人・交渉力 ）の全てで1 位を獲得しています。

JACリクルートメントの登録者数はどのくらいありますか？

JACリクルートメントの公式サイトによれば、年間における登録人材は、2023年の実績は約7万人です。

この中で、転職が決まった人の年齢層は35歳以上が74％を占めており、管理職や経理、人事、総務などの管理部門や営業職、業界スペシャリストやエンジニアなど、長年の経験とキャリアを積んだ人が中心となっています。

JACリクルートメントで転職するとどのくらいかかりますか？

一般的に、転職活動にかかる期間は3カ月〜半年というケースが多いといわれています。

ハイクラス企業への転職は、通常の転職エージェントでは求人数が少ないこともあり、希望に合致する求人が見つかるのが長期化することも珍しくありません。

JACリクルートメントの場合は、ハイクラス転職に特化した転職エージェントであり、ハイクラス求人を豊富に抱えているため、さほど長期化することなく希望に沿った求人が見つかるでしょう。