タイミーは”やめとけ”という悪い評判は嘘！メリット・デメリットと中高年向けの求人情報の有無・利用方法

今人気のスキマバイトアプリ・タイミーの評判や利用する際の良い評判やメリット・悪い評判やデメリットを紹介します。

タイミーは、アプリ操作が簡単で勤務開始直前まで応募可能な求人も多く、急な出費にも対応しやすいのが特徴です。働いたその日に報酬を受け取れるため、金銭管理の面でもメリットがあります。

一方で、仕事内容や労働条件に関するトラブルもあるようです。「やめとけ」と口コミに書かれる理由や基本情報、利用がおすすめな人の特徴や注意点、よくある質問などを見ていきましょう。

タイミーの基本情報

タイミーは、空いている時間や暇な時間を、バイトをすることで有効に活用できるようになるスキマバイトを提供している求人サイトです。

アプリをインストールすればすぐ仕事を始められるという手軽さで多くのユーザーを獲得しました。

タイミーは、近年増えているスキマバイト系求人サイトの中で、求人掲載数トップクラスを誇るサイトです。

学歴や職歴を問わない求人情報を多く掲載しているので、職歴がない人が仕事を見つけやすいという特徴を備えており、タイミーの単発仕事をして慣れたところで定職に就くという流れを作れます。

また、副業をしたい人にうってつけの仕事が多いので、残業がない仕事をしている人や育児中の主婦、学生が副業を見つけるのに最適のサイトです。

タイミーはやめとけと言われる理由と悪い評判・デメリット

寄せられた口コミや評判の中には「やめとけ」と言う言葉も含まれています。なぜ「やめとけ」と言われるのか、ワーカーからの口コミ・評判から確認しましょう。

仕事に当たり外れがある

半年前から使ってるけど、前は企業の評価とかをほとんど見ないで時給や場所とかの条件だけ見て応募していたので、たまに外れ現場に当たってました。指示担当の人がすごく感じ悪いとか、単発仕事でも終日嫌な気分に悩まされるのが嫌なので、今は他のワーカーさんの評価を必ず確認しています。（30代・女性）

タイミーには「当たり」と言い難いバイトが含まれていることがあり、外れを引いてしまったワーカーが口コミなどに「やめとけ」と投稿することがあるようです。

しかし、上記の口コミ投稿のように他のワーカーのレビューを確認すれば外れバイトに当たる確率が下がるので、派遣先に応募する前に派遣先に他のワーカーが下した評価をチェックし、嫌な思いをするような状況を回避しましょう。

人気の職種は応募が埋まりやすい

前に入った現場がすごく気に入ったから、また働きたいと思って募集が出るのを待ち構えていたんだけど、いい条件のところはホントに埋まるのが早すぎで、タイミングを逃すと全然応募できない。お気に入りは5つくらい登録しておいた方がいいよ。（10代・男性）

タイミーはアプリで簡単に仕事を探して応募できるので、人気が高い職種は応募が殺到します。書類選考や面接がないので応募が早い人順で決まるからです。

定員になかなか達しない求人は好条件ではないことが多いので、好条件求人に応募したい人はアプリをひんぱんにチェックしましょう。

気に入った求人をお気に入り登録しておくと応募しやすくなるので、複数の求人を登録しておくことをおすすめします。

当日に欠勤するとペナルティがある

急用ができたので仕方なく仕事をキャンセルしたんだけど、仕事開始時間まで10時間切ってたから結構なペナルティになってしまった。急に体調悪くなることもあるから、当日キャンセルにペナルティがあるのはかなりキツイ。（20代・女性）

キャンセルする場合、仕事が始まるまでの時間に応じてペナルティポイントが課せられます。欠勤や遅刻の時間ごとのペナルティポイントは以下の通りです。

仕事開始までの時間	ペナルティポイント
48時間以上前	0pt
48時間前	1pt
24時間前	4pt
12時間前	5pt
8時間前	6pt
4時間前	7pt
無断欠勤・開始時間を過ぎてからのキャンセル	無期限利用停止
遅刻	2pt

ペナルティポイントが8ptに達すると14日間利用停止になるのでご注意ください。

求人が少ないエリアもある

東京住みの友達がSNSでタイミーを絶賛していたから登録したのだが、自分が住んでいる県の求人が少ないことに登録してから気付いてがっかり。0ではないけど、数が少ないからあんまり条件が良くない求人でもすぐに埋まってしまう。登録前に確認すれば良かったんだけど、確認できないからなあ…。（20代・男性）

スキマバイトのアプリでは一番人気とも言われているタイミーですが、残念ながら求人数は地方によってばらつきがあります。首都圏や都市部はかなりの数の求人を出していますが、地方によっては0に近いところもあるのです。

アプリをインストールする前は求人確認や求人検索ができない仕様なので、自分のいる地方の求人数を確認してから登録することができません。

しかし、アプリのインストールは無料なので、インストールして確認後、実際に利用するか決められます。

勤務時間・日数に制限がある

単発で入った仕事の報酬と環境がとても良かったので、再度、再々度と申し込んでいたら、3度目で申し込み制限に引っかかってしまって残念。1日で1件しか受けられない＆1週間で働ける時間に制限があるのもマイナスポイント。社会保険なしのバイトだから仕方ないことではあるのだが。（30代・男性）

タイミーは、社会保険加入といった手続きを必要としない範囲、つまり法定労働時間を超過しないように働くシステムを構築しているので、勤務時間や日数などに申し込み制限を設けています。申し込み制限を理由に「やめとけ」と批判する声もありました。

設定されている申し込み制限は以下の通りです。

1日の申し込み件数	1件まで
週の申し込み時間	39時間未満
同じ企業からの報酬（月間）	78,000円未満
同じ企業からの報酬（年間）	前年12月1日から同年11月30日の間で28万円未満

タイミーを利用するメリット・良い評判

「やめとけ」という声は確かにあるものの、それ以上のメリットが存在するため、登録するワーカーは増える一方です。登録しているワーカーからの良い評判やメリットをご覧ください。

単発で仕事ができる

バイトはしたいけれど、専門学校だから忙しすぎて普通のバイトができないので、タイミーに頼りまくっています。急に時間が空いた時とかにさっと働ける手軽さが最高に便利！単発の仕事なのも、面倒がなくてメリットしかありません！（10代・女性）

忙しい学生や子育て中の主婦、副業をしたいビジネスマンなど、定職ではなく単発で働きたいという人の多くがスキマバイトを必要としています。

その中で特に仕事を見つけやすいと高評価を受けているのが当アプリです。思い立ったその日のうちに単発の仕事を見つけられますし、数日にわたって拘束されることがないのが大きな利点です。

報酬の振込手数料がかからない

子育て真っ最中で忙しいのでスキマ時間を使ったバイトしかできないのですが、今までのバイトは1つ1つ振込手数料が発生するので損した気分になっていました。でも、タイミーは何度使っても振込手数料が全然かからないので、お得感がすごいです。バイトしやすくなって、懐がかなり豊かになりました！（40代・女性）

単発のバイトは、報酬の振込手数料が発生する場合かなりの負担になりますが、タイミーにはその心配がありません。24時間365日、どの時間帯、どの日も手数料が全くかからないからです。

休日・祭日や夜間など、自分が希望したタイミングで働けるだけではなく、振込手数料を気にせずに報酬を受け取れます。

履歴書・面接の準備が不要

「バイトしてるけど、履歴書とか面接とかが面倒でつらい」と友達が言っていたので、履歴書と面接が要らないって理由でタイミーに登録した。「履歴書や面接不要のバイトにはブラックなところが多いからやめとけ」ってネットで言われてるのを見たけれど、今のところやばいバイトはないです。（10代・男性）

タイミーに対して「やめとけ」という声がある理由の1つは、上記の口コミ投稿のように「履歴書・面接不要の求人は怪しい」という通説があるからです。

そういった声がある中、タイミーは公式サイトで読めるコラムの中で「履歴書不要の求人の中には闇バイトが含まれていることもある」と記した上で「タイミーで紹介するバイトは履歴書と面接を用意しなくていい上に安心して働ける」とPRしています。

派遣先の評判をあらかじめチェックできる

単発のバイトといっても変なところで働きたくないなと思っていたんですが、タイミーはそこで働いた他のワーカーさんのレビューを見られるようになっているので、不安が解消されて安心して働けました。ネットで「やめとけ」って声を結構見たけど、評価を確認してから応募しているから、トラブルが発生したことはないです。（20代・女性）

ターミーには「店舗のGood率」という機能が搭載されており、そこで派遣先の評判をチェックできます。そこで勤務したワーカーが自分の受けた印象などを投稿しているので、ネットの口コミよりも確かな評価を確認できるのです。

良い評価だけではなく悪い評価も公平に記載されているため、派遣先もワーカーに悪い印象を与えないように心がけているので、働きやすい現場が増えるという喜ばしい効果が出ています。

バッジ機能で好条件求人を紹介してもらえる

去年からタイミーで副業しているけれど、バッジ機能が追加されてから高時給のバイトを紹介してもらえることが多くなってうれしい。前は自分の仕事の成果を確認しにくかったのが、バッジ機能で成果を認められやすくなったので、やりがいも生まれている。（30代・男性）

タイミーに最近搭載されたバッジ機能により、好条件の求人紹介を受けられるようになりました。

履歴書不要なのはタイミーのメリットの1つですが、ワーカーの過去の勤務状況を本人も企業も確認しにくいという欠点がありました。

しかし、10数種のバッジによってワーカーの得意分野や可能な仕事が可視化されたことで、ワーカーも企業も便利になったのです。

バッジは、業務が終了した後、勤務先がワーカーのレビューを行う際に良い成果を上げた業務に対してアプリにバッジを付与するという形で増えていきます。そのバッジを目安に企業がワーカーをスカウトするようになるので、バッジを多く取得しているワーカーが好条件の仕事を獲得しやすくなりました。

タイミーの利用がおすすめな人の特徴

当アプリは良いアプリですが、万人向けとは言えません。同じ職場でじっくり腰を据えて働きたい人には不向きだからです。

ここでは、タイミー利用に向いている人の特徴を解説します。

短時間単位で働きたい人

通常のバイトは3時間以上拘束されますが、タイミーは1時間のみの求人も掲載しています。

1～2時間のバイトなら空いている時間を有意義に過ごすのに適しており、しかも高時給の確率が高いのですが、すぐに埋まるのだけが難点です。短時間バイト募集に乗りたいワーカーには、アプリをこまめにチェックすることをおすすめします。

スキマ時間が発生しやすい人は、短時間バイト募集をひんぱんに掲載している企業や店舗をお気に入り登録しておきましょう。

職場環境に悩まされたくない人

転職が多い人の多くは、職場環境で悩みやすいために1つの仕事を長く続けられないという悩みを抱えています。

しかし、タイミーの求人は単発なので、わずらわしい人間関係などに悩まされる心配がありません。ワーカー評価が低い現場に当たっても、単発なのでその日だけの我慢で済みます。

その日限りでも嫌な思いをしたくない人は、応募先のレビューの確認を怠らないようにしましょう。

中高年（40代以降）の人

当アプリは幅広い年齢層に仕事を提供しています。2024年2月時点では、ワーカーの年齢の割合が以下の通りでした。

10代	15.5％
20代	34.7％
30代	17.7％
40代	17.5％
50代	11.7％
60代	3.0％

40代以降の中高年世代は仕事を見つけにくい傾向がありますが、当アプリなら40代50代の中高年の人にも、30代とそれほど変わらない量の仕事が用意されています。

タイミーは、他の求人サイトなどで仕事が見つからない中高年以降の人におすすめなのです。

タイミー利用時の注意点

人気アプリ・タイミーですが、利用する際に注意するポイントがいくつかあります。代表的な注意点をデメリットと共に把握しておきましょう。

18歳未満は利用できない

利用するワーカーの年齢に上限を設定していないので、中高年におすすめできるタイミーですが、年齢制限がないわけではありません。18歳未満の人は利用ができないのです。

18歳なら高校生でも利用できます。しかし、18歳未満だと、登録はできても仕事に応募することができません。

履歴書や面接はありませんが、ワーカーの年齢は当アプリでも派遣先でも確認され、4。

応募先にキャンセルされることがある

当アプリでは、頻繁ではありませんが、応募した求人先に仕事をキャンセルされることがあります。キャンセルされる理由の一例をご覧ください。

• 企業の事情で業務内容や日程が変更になった
• 悪天候や災害によって営業中止になった
• ワーカーが募集要項の条件を満たしていない
• ワーカーのペナルティポイントが多い
• ワーカーの評価が低い

最初の2例は求人先の都合ですが、残る3例はワーカー側に何らかの問題があってのキャンセルです。

求人先の事情以外でキャンセルされたくない場合は、募集要項をよく確認する・ペナルティポイントを貯めない・低い評価を受けないようにするなど、キャンセルされないための行動を心がけましょう。

好条件ではない求人もある

当アプリの求人の中には、時給が最低賃金に近い・交通費が支給されない・仕事内容が過酷といった悪条件の求人もあります。

指導が不十分で働きにくい求人もありますが、当アプリの常連企業ならワーカーからの評価が求人のページに記載されているので、ワーカー評価が悪すぎる求人には応募しないのが得策です。

単発仕事なのでその時だけ我慢して働いても良いのですが、後でその企業の求人に応募する人のために正しい評価を投稿しておきましょう。

最低賃金以下の報酬だった場合には、アプリの「さがす」ページの募集詳細の画面右上の「︙」を選んで「募集内容を通報」ボタンから通報してください。

タイミーの評判・口コミに関するよくある質問

当アプリで仕事を探したい人、働いている人から送られている質問の一部とその回答を紹介します。公式サイトにもFAQが設置されているので、他の疑問を抱えている人は公式サイトFAQもチェックしましょう。

利用料金はかかりますか？

当アプリはダウンロードから求人検索・求人応募・給与の振込依頼などの操作まで、すべて無料で利用可能です。

アプリを無料で利用できるだけではなく、報酬の振込手数料も無料なので、手軽にお金を稼げる優良アプリなのです。

その代わり、雇用保険などの保険が一切適用されないことを認識しておきましょう。

応募した後はどうすればいいですか？

求人に応募した後は、タイミーを介さずに直接仕事先に行っても大丈夫です。先着順で仕事が決まるシステムなので、申し込み・応募が完了した時点で勤務が確定となる扱いだからです。

確定した仕事の詳細情報は、タイミーアプリの「はたらく」タブにある「今後の予定」で確認できるので、遅刻やキャンセルによってペナルティが発生しないよう準備を整えておきましょう。

遅刻・キャンセルで課せられるペナルティはこちらでご確認ください。

ペナルティが加算されたらどうすればいいですか？

仕事のキャンセルなどでペナルティポイントが加算されていき、8ptに達すると利用停止というペナルティになります。利用停止前に応募していた仕事は自動でキャンセルされ、14日間アプリを利用できません。

利用停止が解除された後は4ptからのスタートになります。

しかし、増えてしまったペナルティは、仕事終了後にレビューをすることで1案件につき1pt減らせます。

ペナルティが多いワーカーは応募先にキャンセルされることもあるので、ペナルティポイントを増やさないように心がけましょう。

1ヶ月で稼げる上限はいくらですか？

当アプリで定められている1ヶ月の上限額はありませんが、法定労働時間を超過することがないよう週の労働時間を39時間までと定めており、同じ派遣先からの報酬を月額78,000円までと定めています。

企業選びや制限時間に気を付ければ10万円以上稼ぐことが可能なので、自分のタイミーでの仕事量を確認しながら応募しましょう。

報酬は即日支給されますか？

当アプリを介して受注した仕事の報酬は働いた日に振り込まれます。即日支給が実現したのは、タイミーが企業からの報酬を肩代わりしてワーカーに支払うシステムにしているからです。

報酬は、アプリで振込申請をすれば好きなタイミングで受け取れます。休日や祭日でも振込手数料なしで受け取れるので、都合に合わせて現金化しましょう。

給料を手渡しで受け取れますか？

ワーカーの中には「アプリを介した銀行振込ではなく手渡しで受け取る方が楽でいい」と考える人が少なくありません。

しかし、当アプリは支払い時のトラブルを回避するためにアプリ以外で報酬を払わない方式を守っています。

手渡しをする企業も存在しますが、タイミーは報酬を手渡しされた場合にはカスタマーサポートに連絡するようアナウンスしています。

タイミーでの副業はいくらまでならバレませんか？

副業が本業の職場にバレるのは、住民税や社会保険料や年末調整の給与所得社の基礎控除申告書などをチェックするときです。

しかし、副業で得た報酬が年間で20万円以下なら確定申告の必要がありません。確定申告をしなければ保険料などの額が変化しないのでバレにくいです。

副業を秘密にしておきたい人は、年間20万円以上稼がないように気を付けましょう。

まとめ

タイミーは、無駄なスキマ時間をロスしないために活用できるアプリです。

しかし、保険を適用しないという条件の仕事を紹介するので、勤務時間に上限が設けられています。

定職並みの報酬が必要な人は他の求人サイトと併用して不足分を補いましょう。