管理

■担当業務

知財部の技術担当者は、担当部署（研究所、工場などの組織）についての知財業務全般（特許出願、審査対応、他社権利対応など）を担当業務とし、知財の専門家として、助言・協力し、特許事務所等とも協力しながら、知財業務全般を適切に進めていく仕事です。

■業務内容

①担当部署の発明発掘、特許出願、特許出願審査対応について専門家として助言し、特許事務所等とも協力して、特許出願・審査対応が適切に進むようにする業務です（発明者・特許事務所と協業して、適切な特許出願と審査対応を実施）。発明発掘、特許出願については、担当部署と定期的に打合せ等をおこないます。

②担当部署の他社権利対応、特許調査について、適切な判断の提供と対策を進めるために必要な助言、指導等を知財技術担当としておこなう業務。

③担当部署よりの知財関連契約条項などの知財に関する幅広い相談等に対応する業務

【必須経験】

以下の①～③いずれかの経験を有する方

①企業で知的財産を専業で担当し、知財業務（出願、権利化、他社権利対応、特許調査）について、主担当者としての実務経験が５年以上ある方　（知財以外の業務と兼業の期間は実務経験にカウントしない）

③特許事務所で、特許出願、権利化の技術担当の主担当者としての実務経験が５年以上ある方

③資格保持者（弁理士、知的財産管理技能検定２級以上）で上記実務経験が２年以上ある方

【歓迎要件】

担当部署や特許事務所と協力して知財業務について成果を上げることが求められる業務ですので、上記の①～③以外に、以下を有する方。

・技術者に対して知財専門家として知財業務について、有用な改善案を提案できる能力を有する。

・協調性があり、業務の検討をする際に自説にこだわらず、物事を柔軟に検討できる。

・技術者等とのコミュニケーション能力が高い。（技術者の話をよく理解しようとし、情報を効率よく収集し、知財専門家としての助言を相手にわかりやすく説明できる能力）

また、前職の職務経験は、機械系、電気系が中心ではなく、化学系の内容を一定以上含むことが好ましい。

【求める人物像】

礼儀を重んじ、コミュニケーション能力があり（質問に対して回答がずれない、回答が論理的）、論理的に物事を考える方。