
株式会社ボールド
導入事例
採用管理システム採用一括かんりくん


株式会社ボールド様は、紹介会社メインの採用活動における業務工数の削減を目的に採用管理システムの活用をスタートしました。
採用一括かんりくんによって業務効率化された点や効果のあったポイントについて取締役 経営戦略本部長の福井様と、経営戦略本部 人事グループ サブマネ-ジャーの白鳥様にお話を伺いました。
福井:弊社はITエンジニアを正社員として雇用し、お客様先に派遣するSESの事業を行っています。現在、エンジニア業界ではフリーランスや、契約社員がスポットごと、プロジェクトごとに選ばれることが流行っていますが、弊社では全員が正社員です。全員が定年の65歳までIT業界の最前線で活躍できるようにすることを標榜している唯一の会社です。大手のSIerやエンドユーザーにボールドのエンジニアがチーム体制でご支援することにより、プロジェクトの推進を行っています。
-非常に急成長されているタイミングだとお聞きしました。現在の採用目標について教えていただけますか?
福井:10年前には社員が80人ほどでしたが、現在は約12倍の人数になりました。今年中には1,000人を超える予定です。
会社の飛躍に合わせて採用活動もより強化していく方針のため、年によって採用の達成状況にばらつきはありますが、東京と大阪合わせて新卒と中途を含めるとおよそ250人が入社します。そして、離職率は10%ほどまで落とすことができていますので、年間で増員をしております。
福井:弊社の場合、もちろん営業は人が担っていますが、そもそも商材が人材となります。人材がいないと事業は成り立たないので、事業そのものに直結している採用には非常に力を入れています。
福井:そうですね。採用の市場環境としては、やはり非常に競争が激しいと思います。この業界は、クライアントはブルーオーシャンなのですが、採用はレッドオーシャンという状況です。
採用さえうまくいけばビジネスは成り立ちますが、一般的に多くの企業は給料を高く設定して優秀な人材を引きつけるか、紹介会社に高額な紹介料を支払って優れたエンジニアを紹介してもらうなどの手段をとっています。例えば、一般的にエンジニア業界では、年収600万円のエンジニアを採用するために600万円の紹介料を払うケースもあります。
我々はこの方法を取らずに採用できる差別化戦略を取ることができています。
この差別化を実現している理由は、
エンジニアを技術力だけではなく”65歳まで第一線で活躍させるための人間力の育成”に力を入れているからだと考えています。
というのも、多くの企業のエンジニアは40代になると人間力が不足し使いにくいとされてしまいだんだん仕事に入れなくなり、最終的には業界から離れることが多いのです。
福井:我々は毎日、「感動大学」という人間力や仕事力を高める講座を開催しています。そのほかにも、大手のIT企業にて第一線で活躍されていたシニアを雇用してメンターとして活躍してもらい、毎月1回はエンジニアと1対1の面談を行ってもらったりしています。さらにはエンジニアが自分のキャリアデザインに沿ったプロジェクトに参加できるようにする営業部もありますし、技術勉強会、全社員が集まるBOLDay、50ほどの部活動なども行っています。
このような環境を作ることで、社員全員が一体感を持ち、仲間としてお互いに切磋琢磨し、良い影響を与え合えるような「文化」が築きあげられています。
具体的には、エンジニア同士が自発的にやる気を持つようになり、先輩から後輩へ『こうするべきだよね』、『なんでこうするのかわかる?』のような会話から自然とやる気になっていくような文化となってきています。
また、結果として文化に根付いた社員の採用が数多く出来ています。
他の企業は年収や紹介料に多額を費やす中、私たちは会社を良くするために投資し、結果としてそれが差別化につながっていると考えています。
福井:そうですね。弊社の採用チャネルとして、現状紹介会社からの採用が9割を締めています。まだまだ企業の強みを伝える部分の課題を感じており、紹介会社にて魅力付けをしていただいてから、選考に進むことが多いです。
その中で、紹介会社を多数利用しており、各企業とのやり取りに課題を感じていました。
福井:以前は全てスプレッドシートとメールでやり取りしていたため、情報が混乱しがちでした。双方向で「どこに何の情報があるかわからない」や、紹介会社や派遣スタッフの間で「送った、送っていない」論争が繰り広げられることもありました。
また、最新情報や正しい数値が確認できず、認識の統一が出来ていなかったことも課題でした。
とある社員はA紹介会社が成果がでていると思っていたり、一方で他の社員はB紹介会社が成果がでていると思っていても、実際調べてみたらC紹介会社が一番成果がでているなどの状態が起こってしまっていたのです。
それ以外にも、データの集計の煩雑さも課題でした。
ベンチャー企業が大きくなる過程でデータ分析は本当に重要だと思います。ですが、ベンチャー企業となると採用をマンパワーで回している会社が多いと思うんですよ。どの企業さんも分析はした方がいいと思うものの、労力やコストの問題でデータの分析をすることが難しく、弊社もそのような状況でした。
白鳥:私は、報告業務において特にデータ集計の煩雑さを感じていました。月ごとに数字を入れて報告するための資料作成において、手作業での業務にて手間と正確性にはいつも課題を感じていました。
福井:弊社の採用は9割以上が紹介経由です。その紹介会社が「採用一括かんりくんだったらうちも使います」といってくれていたことが決め手です。
ほとんどの紹介会社が採用一括かんりくんを使ってくれていますので、それは貴社ユーザー数の多さと紹介会社への認知度のおかげだと思っています。もし知名度がなかったら、「面倒だからやりません」と言われてしまいますからね。
実は、以前に採用一括かんりくんを導入して、紹介会社に伝えたら実運用に乗らないことが多かったので一度導入した後に一旦やめた過去があります。
でも、ユーザー数も増え始めて、再度検討を始めたところ、紹介会社からも「むしろ採用一括かんりくんなんで使わないのかなと思っていました」みたいな声も聞いたんです。
改めて紹介会社に採用一括かんりくんからエントリーをお願いすると、ほとんど問題なく運用に乗ります。
福井:採用人数が増えているので正確にはわかりませんが、3年前の年間1,000人ほどのエン
トリー対応から使い始めて、現在はおよそ6,000人ほどにエントリーが増えています。
その中で対応する派遣スタッフの増員は1名程度で済んでおり、業務の効率化を実現できていますね。
採用一括かんりくんのおかげで情報の連携がスムーズになり、例えば学生の管理、出欠管理、その後の後追いなどの学生とのやり取りにかかる全工数時間が大幅に減っていることは断言できます。
以前はドタバタしていて、メールの送り損ねなども多かったですが、現在はそういったミスがほとんどなくなりました。フラグで管理できるので、もちろん抜け漏れも防げています。
肌感覚ではありますが、紹介会社とのコミュニケーションに関しても、採用一括かんりくんを使うことで紹介会社が怠らずに返信をしてくれるようになりました。チャット機能のおかげで、メールの時と比べて反応が早くなり、コミュニケーションはスムーズになりましたね。紹介会社側にも未読や返信待ちの通知が飛ぶので、対応が早くなったのだと思います。
あとはやっぱりリアルタイム性で共通の認識を持てたことですね。
採用一括かんりくんはリアルタイムでデータが更新されるので、誰がどこで触っても最新の情報が共有されていますし、同じものをみて同じ会話が成り立ちます。
どの学生に何を言ったか、どこまでどんな進捗しているのかを確認する手間がなくなりましたし、派遣スタッフの仕事が滞っていないかも確認できるようになりました。
誰もが共通認識を持って採用に取り組むことが実現できています。
福井:採用の転換率自体は母数が増えたこともあって正直下がっているんですよね。ただ説明会後の選考に進む率は確実に良くなりました。
今までであればちょっと迷っていたとか、参加意向があっても事務のミスで案内が送れていなかったなどで他社に先を越されるような拾い損ねもあったと思うのですが、今はそうしたミスがほとんどなくなったためですね。
白鳥:私が一番効果を感じたのはアンケート集計の場面です。以前は説明会参加後のアンケートをスプレッドシートで管理しており、選考希望の学生をフィルタリングしたあとに、改めてその学生に意向に沿った連絡をして、、というようなツールを跨いだ業務に手間がかかっていました。
かんりくんを導入してからは、アンケートの作成と集計を採用一括かんりくんで実施できるので、アンケートが回答された瞬間にデータや数字がすぐ学生情報へと紐づきます。そのため、学生への連絡をスムーズに行うことができ、6,000人の応募者だったとしても手間なく簡単に対応できるようになりました。
また、社内で月毎に数字を入れて報告するための資料作成があるのですが、そのKPI数字の入力部分について、スプレッドシートで管理していた頃よりも手間が格段に減りました。以前は全て手作業で数えており、かなり時間を使っていましたが、今では分析機能を用いて、応募者がどの経由で申し込んだか、各フェーズごとの人数はどれくらいか、どの紹介会社がどれくらい紹介しているのかもパッと出してくれるので、実際半分以下の時間で済んでいます。
福井:白鳥の言うように、どの企業さんも分析はした方がいいと思うものの、労力やコストの問題で難しいことも多いので、採用一括かんりくんを使えばボタン一つでデータを分析できるのはとても魅力だと感じています。
福井:会社のフェーズが上がってきていることからバッティング企業のレベルが上がっています。
次のステップとして、SES業界の更なる価値向上のためのブランディング向上を目指して行きます。SES企業のデメリットを全てなくした「プレミアムSES」の会社としての認識です。この認知を高めることで、SES領域で働きたいという潜在層を増やし、「プレミアムSESならボールド」という一直線な応募が来るような採用を目指しています。これによりSES業界全体を変革し、他のSES企業もプレミアムSESの経営を取り入れざるを得なくなるかもしれません。
最終的には、プレミアムSESが当たり前の状態になったときが、我々のミッションが完了した時だと感じていますし、そんな状態を目指していきたいですね。
引き続きHRクラウドがご支援できるよう改善を進めてまいります。
貴重なお話をありがとうございました!
